治療と仕事の両立って、当事者の問題だとされている節がありますよね。でも実際そうではないはずなんです。
がんだと告知されて誰にも相談せずに仕事を辞めてしまう人もいます。それは、その方本人にとっても、職場にとってももったいないことですよね。本当に辞めないといけなかったんでしょうか。
もし身近に相談できる場があれば、辞めなくてよかった人がそのまま働き続けられるかもしれません。
とはいえ、相談できる場がどこにあるのか見つからないということもあるし、こんな相談してもいいのかなという迷いもあり、一人で悶々と抱え込んでしまうことも多いんじゃないでしょうか。
治療と仕事の両立支援の仕組みはちゃんとあります。が、私もがんになったときに具体的にどこで相談できるのかな?と踏み出しにくさを感じた一人です。まだその仕組みは完成していませんし、十分に認知されているとはいえません。だからこそ、治療と仕事の両立支援について知ってください。
後半の時間でシンポジストとして10分~15分程度お話をさせていただきます。参加費無料です。
シンポジウム「みんなで支える治療と仕事の両立支援」
●日時 2023年10月24日(火) 午後2時から4時30分
●場所 和歌山城ホール 大会議室 (和歌山市七番町25番地の1)
●内容
基調講演「ものづくり現場における治療と職業生活の両立支援」
大地 隆司 氏 (太洋工業株式会社 監査室 次長)
シンポジウム
「乳がん治療と仕事とわたし」←ブログと同じタイトルにしました♪
山本 桂子 氏 (和歌山信愛女子短期大学 生活文化学科生活文化専攻 講師)
「治療と仕事を両立するために ~病院での実際~」
松本 友香 氏 (和歌山ろうさい病院 ソーシャルワーカー)
「産業保健活動における治療と仕事の両立支援について」
雑賀 秀元 氏 (和歌山労働局 健康安全課 課長)
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