乳がん治療と仕事とわたし

人生100年時代のちょうど折り返し地点、50歳で乳がんになりました。

働きやすさと人の定着を考えた1週間

先週は学外の仕事や研修等が多く、しかも、面白いくらい「職場での人の定着」や「働きやすさ」を考えるような現場が続きました。どうも、このことについて考えろ!と言われているようです。

火曜日は税理士会の研修の講師として、「従業員はなぜ定着しないのか?~キャリアパスを意識した対話活用のススメ」というテーマでお話をさせていただきました。

税理士会 研修

この先人手不足が深刻になることがわかっている今、働く人がモチベーションを持って働き続けることができる組織の在り方について、考えていただく時間にしました(つもりです)。

水曜日は両立支援コーディネーターの事例検討会に参加。病気を抱えながら仕事に復帰しようとしている方に対して、両立支援コーディネーターとしてどのような働きかけができるのか、事例をもとに検討しました。

私は両立支援コーディネーターとしての現場経験がないので、このような場は有難かったです。キャリアコンサルタントとしてできることもありそうだと感じました。

木曜日は、10月から学生として授業を受け始めた、大学の社会人向けプログラムの「ビジネスコミュニケーション」の授業でした。その中での学びのうち、チームのあり方についての部分が特に印象的でした。

そして金曜日は上司との面談。そこでも、働きやすさについて時間オーバーをして語ってしまいました。

やはり私は「人が楽しく働くにはどうすればよいのか」にとても反応してしまうようです。もっというと、働くに限らず、人が自分らしく生きるには、というテーマにはさらに反応してしまいます。

最近歳のせいで、頭の処理能力が落ちてきているので(汗)学内の仕事をこなしつつ、学外の取り組みも重なると頭がパンクしてしまいそうになるのですが・・・。考えることは楽しい。考えることをやめたくない。

この先もずっと、人が自分らしく生きるには、を考え続けて、私自身も私らしく生きたいと思います。