乳がん治療と仕事とわたし

人生100年時代のちょうど折り返し地点、50歳で乳がんになりました。

いよいよ本格的に三足のわらじ

ブログをご無沙汰してしまった!私は元気です!ブログやフェイスブック経由で心配してくださったみなさん、本当にありがとうございます。

2月の全摘手術から、ホルモン剤と、HER2分子標的薬で治療をしてきて、今のところ不具合なく、副反応もあんまりなく(気づいてないだけ?)、元気です。

私はブログを書くことが好き。自分の思いを気ままに書いてると、それだけでスッキリする。ちょっと不安なことがあっても、「なんとかなる」と書けば、本当になんとかなるような気がしてくる。

それに、ブロ友のみなさんとのやり取りも、心に沁みる・・・。勇気をいただいている。そんなブロ友のみなさんのブログにも最近全然遊びに行けてなくて、それはすごいストレスではあるんだけど、年末まではブログはできないかも(泣)

乳がん発覚前、昨年4月に通信制の大学院に入学し、短大の教員という仕事と、大学院の課題との両立で必死な日々だったんだけど、そこへ今年の年始に乳がん患者という三足目が追加され、三足のわらじがスタートした。

とにかく、まずは乳がんの治療に力を注ごうと2月に手術。3週間休職後は治療と仕事との両立に全力を注いだ。(職場のみなさん、気遣ってくださってありがとう!)

4月から抗がん剤という選択肢もあったけど、それをせずにホルモン剤と分子標的薬の治療をすることで、めちゃくちゃ再発リスクが上がるとは言えない、という主治医の言葉に勇気づけてもらって、QOL、生活の質を優先した。抗がん剤をしながら教壇に立つなんて、いくら体力自慢で元気印の私でも無理!と思って。

医師は専門家として、事実を正確に伝え、治療についての助言は当然するけど、治療法を最終的に決めるのは患者である、というのが最近の治療らしく、抗がん剤をしないと決めたのは私。万が一再発や転移してしまったら・・・。考えると怖いけど、乳がんにはなっちゃったし、再発も転移も、なるときゃなるんだろうなと思ってる。

とはいえ、乳がんがわかってから太ると再発率が高くなるという本を読んで、食べ物には気を付けて、ダイエットには成功!手術前の人生MAX体重から、5キロ減った!半年で5キロだと体力が落ちてる感じもなくて、なかなかいい感じ。

あー、久々のブログで何が書きたいのかわからなくなってきた(笑)

そんなこんなで短大の前期の授業がなんとか終わり、仕事と治療との二足のわらじを履くことはなんとかできることがわかった。夏休みでも授業以外にいろいろやらないといけないことはあるんだけど、本気にならないといけない三足目が目の前に来た。

修士論文

これを書き上げるために、2年かけるのよ。実務家から教員になった研究初心者には、論文はハードルが高い。だって、最初は専門的過ぎて全く読めなかったもん(笑)

でも、えらいもので一年間専門書を読んで課題に取り組み、レポート提出をしていくと、なんとか読めるようになった。まだ、ほんの基本的なことだけしかわからないけど、論文見るだけで「オエッ」となることはなくなった。

学生が学校に来ていない時期に、教員は自分の研究や専門的な知識のバージョンアップに力を入れるんだけど、今まさにその時期。っていうか、自分の中では今頃は後期の科目のレポートは8月中に仕上げておいて、9月以降は修論に全力投球してるはずだったけど、大雨続きの対応や、受けなきゃいけない研修もあって、科目のレポートはさっぱり手つかず・・・。

ま、仕方ない。あまり自分を追い込みすぎても良くないし。と言い訳して今に至る(笑)

パソコンの横には読もうと思っている先輩研究者たちの論文がどっちゃり。今はまだ仕事がそれほど忙しくないから大丈夫だけど、後期の授業が始まって、年末までに修論、書けるかなぁ・・・。いや、書かなくては!

ということで、本格的に三足のわらじ、頑張ります。ちょっと愚痴っぽくなっちゃったな(笑)

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