乳がん治療と仕事とわたし

人生100年時代のちょうど折り返し地点、50歳で乳がんになりました。

今度こそ、病理検査結果!

前回、ドキドキしながら術後の病理検査結果を聞きに行ったら、まだ出ていませんと言われ、悶々として過ごしたこの2週間。

今日、やっと結果が出た!

再び、ドキドキしながら先生の前に座る。

まずはがんの大きさとステージ。

自分でしこりを見つけた場所に1センチちょいくらいのがん、そこから非浸潤がんが伸びていて、その先に8ミリくらいのがん。これは最初に行ったクリニックの先生が怪しんでいた部分。先生、すごい!さすが!そしてリンパ節には微小転移があった。ということで、ステージはⅡ。

そしてタイプ。ホルモン受容体陽性、HER2陽性。

治療の方針として、一番念入りにしようと思うならば、抗がん剤とHER2の分子標的薬を使った後にホルモン剤で治療をするという方法があるけれども、抗がん剤抜きで分子標的薬とホルモン剤の治療でもそれほぞハイリスクではない、とのこと。

「どうされます?」

と聞かれて、即答で「抗がん剤はやめときます」と言った。

抗がん剤を勧められたら受けようという覚悟で来たけど、様子を見てもいいんじゃないかな、というニュアンスだったので、今はやめておきたい。

吉と出るか凶と出るか、数年経ってみないとわからないけど、抗がん剤治療をしながら短大で授業をやってる図がどうしてもどうしても想像できなくて。副作用は人それぞれだし、最近は吐き気止めもよく効くらしいとはいえ、授業中倒れちゃったらどうすんの???毎日運転して通えるの???体調が悪化して急に入院しないといけなくなる事態にはならないの???

そんなことを考えて、昨日は眠れなかったから、退院してから2回目の睡眠薬でスカッと寝た(ちゃんと主治医に処方してもらったやつ)。

この先、再発や転移の不安と付き合っていくことになるけど、今はこの選択にしよう。

ということで、ホルモン剤の服用と、3週間ごとの分子標的薬の点滴をすることになった。全摘してるので、放射線治療もなし。

あ~、怖かったぁ。力が抜けた~。これで授業中倒れなくて済みそう・・・。分子標的薬やホルモン剤の副作用もあるし、治療を継続するためにコロナ感染も気を付けていかないといけない。けど、ホッとした。

今日は暖かかったし、緊張してのどが渇いたから院内のスタバでアイスラテ、ショット追加。

今だから言うけど、入院する病院を決める最後の決め手は院内にスタバがあることだった(笑)

 

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気持ちが楽になって、家の近くまで帰ってきて夕食の買い物をしていると、病院から電話が。

ま、まさか、結果が他の人と間違えていました!とか???え???え???

またドキドキしながら電話に出ると、「お薬が出てますよ~」

あれ?あれあれ?

今日からお薬だったの???よく考えたらそうだわね。飲み薬と点滴を同時にやってくってことだったし、点滴の日まで待たなくても今日から出してくれるよね。でもなんか、「お薬出しておきますね~」のフレーズがなかったから意識してなくて、診察とお薬のお金だけ払って帰っちゃった(汗)

明日、また病院に取りに行かなくちゃ。ははは。やっちまった。

今日はホッとしたのに、なんだか眠くならない。あんまり睡眠薬に頼るのも嫌だから、気長に眠ろうかな。明日も平和に仕事ができますように。