乳がん治療と仕事とわたし

人生100年時代のちょうど折り返し地点、50歳で乳がんになりました。

乳がん手術後3日目

今日は朝から退院後の説明に看護師さんが来てくれて、その後主治医が来てくれて、ドレーンを抜いてくれた。抜ける時、そんなところに入ってたのか!とビックリするくらい奥まで入ってた。凸凹してたのはこの管のせい???

抜いてもらいながら、退院は明日のお昼前、ということになった。管がなくなったら身軽!これですべてがフリーになった♪いつも連れ添って歩いてたドレーンさん、今までありがとう~。腕も意外とちゃんと上げられるし、良かった。

身軽になったから、院内にある「がん相談支援センター」に行ってみた。予約がなくても大丈夫だった。仕事をとりあえずは続けるけど、一年後はどうしようか迷ってると相談。やはり仕事は辞めない方がいいと思うので、続けられるように職場で話し合って仕事を調整するのが一番ではないでしょうかと言ってもらった。おっしゃる通り。職場の健康保険はとても有難い。フリーランスになってしまうとこうはいかない。

この先何年続くかわからない治療、通院。今の仕事を続けながら考えていこうという気になった。

いつもは相談に乗るのが仕事だけど、逆に乗ってもらえて新鮮だった。笑顔、うなずき、相槌、アイコンタクトはやはり重要!

その後スタバでカプチーノ。ショット追加♪それから医療保険の診断書の申請。午後からは入院費の支払い。だんだん日常が戻ってきた。まだめまいはするけど、歩く感覚も戻ってきた。

夕方主治医から、あらためて術後の説明を受けた。手術でセンチネルリンパ節生検をしたところ、ほんの小さな微小転移があったけど、腋窩リンパ節郭清はしなかった、とのこ転移という言葉にちょっと不安になる・・・。3月4日に生検の結果がわかるので、その時に最終的な治療方針が出るんだけど、今のところ術前に考えていた治療法とさほど変わりないようだ。

何か気になることはないかと聞かれて、めまいがすることと、不眠がちであることを伝えた。めまいはしばらく続くかもしれないので、おしとやかに歩いてください、とのこと(笑)。不眠についてはゆるめの安定剤を出してくださるそう。よかった。飲まないにしてもあると精神的に楽。しんどくなければ普通の生活に戻していってもらっても大丈夫です。と言ってくださった。よし、明日からまた日常に戻るんだな。

何もしない日が続いてたから、今日はいろんなことがあったように感じる。

「ホ・オポノポノ」を読んだ後、FPつながりでお友達になった辻本由香さんの「がんを生き抜くお金と仕事の相談室」を読破。彼女も乳がんだ。さすが由香さん、自身の経験したことだけではなく、お金に関するしっかりとした情報が載せられていた。

わたしも乳がんとキャリアについて、書いてみたい。ただ、しばらくは仕事と大学院のレポートにまい進しなくては!

読み終えて由香さんにメッセージ。こういうつながりも有難いな。

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