乳がん治療と仕事とわたし

人生100年時代のちょうど折り返し地点、50歳で乳がんになりました。

大学院の課題が完了!

2020年春に通信制大学院に入学し、コロナと共に、仕事と共に、途中からは思いがけず乳がん治療と共に歩んできました。

1月に入って審査用に印刷した修士論文を送りました。

 

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最初はまじめっぽい黒か紺かグレーのファイルにしようと思っていたんだけど、ファイルを探しているときに、大好きな色の組み合わせを発見!自分らしくいくためにはこの色だ!と、明るい色3冊を選びました。

オレンジは社交性の色,黄色は知識に対する意欲の色。もう,ぴったりやん♪先生方は目がチカチカしたかもしれないけど・・・。

そして!1月22日には修士論文の口頭試問。想像よりも厳しい指摘や質問はなく、少し修正すれば大丈夫なんじゃないか?という手応え。

修正したものを指導教員に見ていただき、OKが出たので最終稿を提出!その後、最終課題の英語翻訳を提出!全てが終わりました。はず(汗)。

何か間違えてたらどうしよう、と、最終結果が出るまで安心はできないけど、やるべきことはやった達成感でいっぱいです…。

一番の山場の口頭試問は、指導教員と、あと2人の教授に対して、修士論文についてプレゼンするのですが、コロナの影響でZoomでの発表になりました。

発表15分、質疑が15分。

本番の一週間前に、ゼミでリハーサルをさせてもらえたので、そのリハーサルで完成形に近いものをやろうと心に決め、パワポとそれに合わせた原稿を作成。

普段は短大で100分授業をしてるので、時間に追われることはまずないので、15分に収める自信が全くありませんでした。

久しぶりに、一字一句、全て文字起こしし、それを読み上げて時間を計るということをしたので、不自然でたどたどしくなってしまった・・・。それでもリハーサルでの時間管理はバッチリ!

本番では何を聞かれるのか…恐ろしかったです。自分がやった研究なんだから、自分が一番詳しいはずと言い聞かせ、本番頑張りました。本番も時間管理はバッチリ!よくやった!私!

ハーセプチンの副反応か,最近ちょっと動悸が多めなんだけど,開始前,動悸と緊張のドキドキが重なって,心臓が止まるかと思いました(笑)

先生方からは、そうか!というご指摘がありました。本当に有難いです。自分が研究のど真ん中にいるがために、自分にとっては当たり前すぎて見えていないことがあると気づくことができました。

自分に修士論文が本当に書けるのか,不安な2年間だったけど,指導してくださった先生方,応援してくれた家族や友人のおかげでここまで来ることができました。

なんかまだ、終わった実感がないんだけと、たまったビデオ見ながら今週末はゆるゆると過ごしています。今は大阪マラソンを応援中。あ~,大阪の街懐かしいなぁ。

課題が全部終わったら,読みたい本がある,掃除したい場所がある,作りたい料理がある,見たい映画がある・・・といろいろ考えてたけど,今はまだ何もする気になれません。

2月半ばまで仕事が忙しいので,まずはそっちに集中し,その後のことはまたゆっくり考えようと思います。このまま,やる気なしなしな自分が続いちゃったらどうしよう・・・(;'∀')

いや,落ち着きがない私がそんなことになるはずはない!

それより,はやくコロナ落ち着いてよ~。行きたいところはいっぱいあるんだから~。