乳がん治療と仕事とわたし

人生100年時代のちょうど折り返し地点、50歳で乳がんになりました。

針生検

今日はクリスマス。そして、細胞の検査の結果がわかる日。クリスマスプレゼントに告知かぁ~。そりゃちょっとなぁ~、なんて考えてた。

仕事がお休みだったので、早めに家を出てちょっとお買い物。本屋さんにも行った。もう、頭の中はすっかり退院後の仕事の仕方について。ブログは絶対書こうと思ってて、どこのブログを使おうかなと考えていたんだけど、「note」の活用法の本を発見。ブログじゃなくて「note」もアリだな。オンライン講座の本や心理学の本などなど。抗がん剤を使わないといけないかも、と思ったときから気持ちは退職方向へ傾いた。だって、副作用すごいんでしょ・・・。

ライターの仕事がしたいなぁとか、沖縄に住んで毎日YouTubeで中継しようかなぁとか、また妄想が始まる。おっと、時間だ。スタバでラテを買ったら店員さんに「メリークリスマス♪」と言われて嬉しかった。子どもたちが巣立ってから、クリスマスなんて意識しなくなったもんな。カップにもメリークリスマスと書いてくれててなんだかホッとした。気持ちを落ち着けていざクリニックへ。

かなりの覚悟で先生の前に座ると、「今回の検査ではがんば見つかりませんでした」と。ちょっと拍子抜け。「良性の可能性もありますね」と言われた。だけど先生はやはり疑っている。次の検査をしましょうを言われ、針生検という検査を受けた。組織をとるらしい。ネットで読んだんだけど、その検査の針は半端なく太いらしい!ブルブル・・・怖い・・・。

エコーの検査を受けつつ、説明を受ける。2~3ミリの気になる塊があるらしく、そのあたりを採ります、ということだった。

いよいよ検査します、というとき、針を見たら怖いからずっと目をつむってた。わたしはメンタルは強いと思ってたけど、弱い!怖い!まずは麻酔の注射。ビビってるからこれも痛い。でも、検査自体は麻酔がきいていたから痛くなかった。あ~怖かった!頭の中で大好きな平井大の歌をずっと歌ってた~。

2回摂取して検査終了。看護師さんが体重を乗せて止血をしてくれた。内出血をおさえるためだって。その体重のかけ方になんか勝手に愛を感じて感動した。ありがとう~。そして包帯をぐるぐる巻いてもらって、先生からはこういうの採りましたよ、と採ったものを見せてもらった。そうめんのようなものが2本。ははは。

帰りに入院の買い物をしようと思ってたんだけど、結局まだわからなかったし、検査怖かったし、精神的に疲れちゃったのでそのまま帰った。夫には乳がんの検査を受けたことを伝えた。検査受けただけやろ?と言われて、うんと言った。結果は1月8日だって。このまま年末年始を迎えることになるとはなぁ。

 

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